導入事例

株式会社電業社機械製作所

業種:製造業/機械

災害時における事業継続性の確保やリスク低減に向け
TOKAIコミュニケーションズのあらゆるサービスをフル活用

導入効果

  • 事業継続のためのリスク対策
  • 社内インフラの運用負荷軽減
  • IDC・クラウドへのシームレスな接続

導入サービス

創業100年超の歴史を持つ株式会社電業社機械製作所は、石油プラントや工場、インフラで利用される高品質なポンプや送風機を開発、国内外の市場に供給している。同社ではこれまでインターネット設備は東京本社で、メールサーバを含む主要なサーバは三島事業所で運用していたが、東日本大震災後の計画停電により、停電の影響のない拠点でもメールが使えなくなるというリスクに直面した。
そこで同社は、本社と三島事業所間をつなぐ専用線を提供していたTOKAIコミュニケーションズのデータセンターを利用開始。メールサーバを皮切りに、順次ミッションクリティカルな設備を移設するほか、クラウドプラットフォームやVPNもTOKAIコミュニケーションズのサービスを採用することで、ITインフラの信頼性確保と各サービスへのシームレスな接続を実現している。

  • 田中 陽一 氏
    株式会社電業社機械製作所
    執行役員 管理本部情報統括室長 兼
    経営戦略室長
  • 稲垣 守 氏
    株式会社電業社機械製作所
    管理本部 情報統括室
    IT推進グループ グループマネージャー
  • 菅谷 忠信 氏
    株式会社電業社機械製作所
    管理本部 情報統括室
    IT推進グループ 主任
  • 森井 淳 氏
    株式会社電業社機械製作所
    管理本部 情報統括室
    IT推進グループ

目次

専用線・データセンター・クラウドなど多彩なサービスを利用

1910年創業、現在は「技術創生」をコアコンセプトに、ポンプや送風機、バルブや関連機器を開発・提供している株式会社電業社機械製作所。同社が開発・提供するポンプは、例えば上下水道で使われたり、または海底からの石油・ガス圧送に利用されるなど、一分の漏れも許されない厳しい品質が求められる分野で高い評価を得ている。また工場や発電所に提供している冷却用のファンやエアブロワについても、その製品技術は海外の科学雑誌でも評価されているほどだ。現在国内においては、東京・大森の本社と、開発拠点である三島事業所の2カ所を含め、14拠点を展開。また海外市場に関しては、インド・中国・アメリカ・欧州の4拠点を中心に、グローバルにビジネスを進めている。

そんな同社が、国内ネットワークインフラの基幹回線としてTOKAIコミュニケーションズを選んだのが2010年のこと。東京本社と三島事業所を結ぶ専用線の増速をきっかけに、それまで利用していた事業者からTOKAIコミュニケーションズの専用線に切り替えたのが発端だった。以来、マルチポイントEthernetやデータセンター、インターネット、クラウドプラットフォーム、そしてVPNと、TOKAIコミュニケーションズが提供するサービスの適用範囲を広げている。そのきっかけとなったのが、東日本大震災後の計画停電だった。

三島事業所に集中していた主要なシステムが計画停電で使用不可に

2010年、同社がそれまで利用していた専用線をTOKAIコミュニケーションズに切り替えたきっかけについて、電業社機械製作所 管理本部 情報統括室 IT推進グループ 主任 菅谷忠信氏は次のように語る。「もともとは本社・三島事業所間は別の事業者の回線で結んでいました。本社側にはインターネット設備と本社で使用するシステム、三島事業所側にはメールサーバを中心とする主要なサーバと三島事業所で使用するシステムを置いていましたが、年々回線スピード向上に対する社内からの要望の高まりを受け、2010年に100Mbpsに増速するタイミングで、TOKAIコミュニケーションズの専用線に切り替えたのです。それまでに比べて安価であり、ネットワーク事業のほかにもデータセンターなど多彩なサービスを持っていることも決め手となりました」

同年6月、TOKAIコミュニケーションズの専用線の利用を開始。同 IT推進グループ グループマネージャーの稲垣守氏は「コストは抑えられたのに、それまでと変わらずにつながっており、社員からも不満は一切ありません」と語る。菅谷氏も、「この『トラブルもなく安定して利用できる』という点こそがネットワークインフラの重要な点だと考えています」と評価している。

こうして順調にネットワークを運用する中、2011年3月に東日本大震災が発生。それに続く東京電力管内の計画停電により、同社の三島事業所の電算室に集中していた業務システムが使えなくなるというリスクが浮上した。

災害リスクと運用負荷の低減を目指し、オンプレミスからデータセンター・クラウドへ

2011年当時、メールサーバを始めとする主要なサーバは、三島事業所に集約していた。そのため三島事業所で停電が起こると、全事業所でメールの送受信ができなくなる。そのたびに業務に支障をきたすうえ、計画停電に合わせて機器の停止から、復電後の起動まで管理する負荷もかかる。

電業社機械製作所 執行役員 管理本部情報統括室長 兼 経営戦略室長 田中陽一氏は「震災前からネットワークやサーバ資産については安全な場所に分散させたいと考えていましたが、震災をきっかけに事業を止めないためのリスク対策とその実現に向けて本腰を入れることになったのです」と語る。まず早急対応とのことで、TOKAIコミュニケーションズのハウジングサービスを利用し、メールサーバを移設した。それと同時に東京本社・三島事業所間をつないでいた専用線は、新たに「BroadLineマルチポイントEthernet」に変更し、データセンターと本社・三島事業所の3拠点間を100Mbpsの回線で接続した。東京電力管外にデータセンターを持ち、かつ基幹回線を運用していたことから、TOKAIコミュニケーションズの採用を決めたという。

これを契機に、ミッションクリティカルなサーバや機器に関しては、順次データセンターに移設することを決意。併せて、クラウドプラットフォームを利用することでスリム化を図り、信頼性と効率性両方の向上を目指すことになった。

2012年9月には、インターネット回線と関連設備のほとんどをTOKAIコミュニケーションズのデータセンター内に移設した。「BroadCenterクラウドプラットフォーム」を採用し、仮想環境上にWindowsサーバを2台立てて、Webサーバとプロキシサーバを運用。これまで本社を通じて接続していたインターネットをデータセンター経由で接続するようにした。これにより、インターネット関連のインフラの運用負荷が軽減されたほか、安全なデータセンター内で管理されることで、災害時の不安も解消されたという。

TOKAIコミュニケーションズに一括委託していることが最大の特長

2013年には、全国の支店・営業所を結ぶVPNをTOKAIコミュニケーションズの「VIC-VPN」へと切り替えた。もともとVPNも本社に接続していたが、TOKAIコミュニケーションズのデータセンターへネットワークの集約を進め、かつコストダウンを図った。

田中氏は、「当社のネットワークの一番の特長は、TOKAIコミュニケーションズで統一していること。少しでも安く、『VPNはこの会社』『データセンターはあの会社』と選んでいたら、肝心の接続部分で思わぬ障害が発生したり、かえってこちらの運用負荷が増えてしまうことも考えられます。一括してひとつの事業者が管理することによってそのようなトラブルは避けられるという意味において、TOKAIコミュニケーションズは基幹回線接続だけでなく、さまざまなサービスを持っているため、安心して任せられます」と評価している。

今後は、クラウドサービス利用やデータセンターへのサーバ移設を更に推し進める方針で、TOKAIコミュニケーションズのサービス拡充にも期待を寄せている。

株式会社電業社機械製作所

設立:
1955年3月

所在地:
東京都大田区

事業内容:

  • 風水力機械の製造、販売
  • 廃水処理装置および廃棄物処理装置の製造、販売
  • 配電盤・電気計装制御装置および電気通信制御装置の製造、販売

ほか

URL:
http://www.dmw.co.jp/

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